
初めまして!!新大阪 カフェ&ビアテラス カリフォルニアカフェ 代表 直林浩正です。
今回も私の記事をご覧になっていただき本当にありがとうございます。
さて、今回のテーマは、
「フランチャイズの開業は儲かるのか??」
を調べてみました。
結論から言いますと
「フランチャイズの方が廃業しにくい!」
です!!!
個人や法人で店舗開業する方法はいろいろあります。
個人開業を選ぶ人も多いですが、大手企業のフランチャイズシステムを利用した開業もそのうちの一つです。
しかし開業することは安易であっても、存続させることはとても大変な事です。
日本の企業生存率という統計があります。
それによると「開業後5年後まで生き残っている企業の数は、なんと約15パーセント」という結果になっています。
つまり開業してから5年後には約85パーセントの企業が廃業や閉店しているという事です。
さらに開業10年後の生存率は約6パーセント、20年後では約0.5パーセントという驚きの数字になります。
この数字からわかることは、独立開業は比較的安易に出来るが、会社や店を存続させることはとても大変であることが容易に想像出来ます。
廃業する理由としては主に資金繰りの悪化や、オーナーの体力的な問題など様々な理由があります。
独立を果たして成功に導くという事は本当に難しいのです。
しかし独立の方法でも、フランチャイズシステムを利用したやり方であれば少し変わってきます。
それは「開業5年後の生存率が約65パーセント」に上るからです。
個人経営の約15パーセントに比べると、はるかに生存率が高いことがわかります。
その理由はフランチャイズを利用した独立であれば、加盟する企業の商標や名称を利用出来たり、確立されたシステムを覚えて、それを使用できるという点がとても大きいのです。
ゼロイチ 「フランチャイズ店の閉店率の低さには秘密がある。長続きさせるコツとは」
https://suke10.com/article/1007094
1、フランチャイズのメリット・デメリット
メリット |
・ 独自に開業する場合に比べて危険度が低い ・ 事業の経験が無くても、経営が可能 ・ フランチャイジーは自店の販売活動に専念できる ・ 価格メリットによる競争力の発揮が可能 ・ チェーンの知名度・イメージを活用できる ・ フランチャイザー提供の効果的な販売促進策が実施できる ・ 個人経営と比較して比較的小資本で開業できる ・ 安定した原材料・資材の供給を受けることができる ・ 環境変化に適応した事業経営ができる ・ 安定した商品・サ-ビスを販売することができる |
デメリット |
・ フランチャイザーの良し悪しでフランチャイジーの経営が左右される ・ 加盟金やロイヤルティが必要 ・ 本部への依頼心が強くなり、経営努力や販売努力を怠る場合がある ・ 標準化されたシステムであり、創意工夫の余地が少なく店舗の独自性を出しにくい ・ システムが店舗立地や経営者の能力に合わない場合がある ・ チェ-ン内で不良店が出ると、その影響を受け、他の店もイメ-ジダウンになる ・ 契約条件は基本的に一律であり、加盟希望者の希望条件が受け入れられる余地が少ない ・ 契約解除後はそれまでの実績を自分自身の事業に活かしきれない ・ フランチャイザーが弱体化するとその影響を受け十分な指導・援助が受けられなくなりフランチャイジーの経営も弱体化する |
- フランチャイザー
:フランチャイズを展開する本部側のことをいいます。 - フランチャイジー
:フランチャイズに加盟する店舗をいいます。
個人での開業のメリット
個人開業で店を開く場合のメリットは、規則に縛られずに自分の好きなように動けるという事です。
自分の好きなデザインの看板を掲げたり、営業時間や定休日、店舗名なども自由に決めることが出来ます。
フランチャイズ制であれば本部の縛りがあります。
しかしそのようなものも一切ないのが特徴です。
逆にデメリットは自己責任ですべてを決めなければならないという事です。
例えば出店地や店の内装や外装のデザイン、そのほかにも店で扱う商品の内容など、あらゆることを自分で決定しなくてはなりません。
つまり出店や運営に関するノウハウは、すべて自分で考えたり学ばなければならず、それを教えてくれる人は基本的に誰もいないと考えなければなりません。
他にも店が繁盛した場合や、従業員に病欠が発生した場合などはオーナーの勤務時間が増え、自由な時間が全くなくなってしまう事も考えられます。
このように個人開業の場合には、自由にオーナーが決定権を持つことが出来ます。
しかし時間的な自由は逆に失われることになることが多いです。
フランチャイズの開業のメリット
それに対してフランチャイズシステムの独立の場合には、メリットが多いのが特徴です。
まずフランチャイズ本部には、他店舗での色々な成功の秘訣や失敗経験、売り上げアップや人材教育のノウハウを持っているために、それが大いに生かされるということです。
それがフランチャイズ独立の失敗率が低い理由の一つです。
他にも個人経営に比べて立地の良い場所に出店できる可能性も高まります。
それはその企業の持つ信用が高いほど好立地に出店できる率が上がります。
それ以外にも金融機関の借り入れを利用する際にも、個人経営に比べて融資が通りやすくなります。
それも大手企業のフランチャイズで独立するのであれば、個人経営よりも信用が高いために通りやすくなるのです。
しかしデメリットもあります。
個人経営では店の売上はすべてオーナーの持ち分になります。
しかしフランチャイズでは、ロイヤリティという形で売り上げの一部を毎月上納しなければならないために、すべての収益がオーナーのものにならないという事です。
ロイヤリティの金額は企業により異なります。
コンビニエンスストアであれば、売り上げの数十パーセントの金額が一般的です。
他にも契約年数があらかじめ決められてしまうということもあります。
5年や10年、企業の中には15年という年数もあります。
基本的に中途解約はできないので、一度契約に判を押してしまったらその年数は続けなくてはならなくなります。
2、最大のメリットは3つ「時間・ブランド・ノウハウ」
個人や法人にとってはさまざまなメリット・デメリットがあり、「フランチャイズチェーンとして展開するのか、それとも直営店として展開するのか」という経営判断が大きくその後の成長を左右していきます。
では、加盟希望者から見たときに、フランチャイズチェーンの一角として店舗を経営することに、どのようなメリットがあるのでしょうか?
最大のメリットは次の3点。
「開業までに要する時間の短縮」「高い知名度やブランドを活用できること」「成功ノウハウの共有」です。
たとえば、あなたが独力で新たに飲食店を開業するとします。
その場合、店舗のコンセプトを練り、メニューやサービス内容を開発し、店名を決め、外装や内装のデザインを考えていきます。
さらに希望の開業エリアで勝負するためのマーケティングを行い、立地を検討しテナント物件を見極め、内外装の工事先の選定や什器・備品の購入から搬入を経てようやく営業できる状態になります。
それとは別に同時に必要な人材採用を進めながら、一から広告宣伝を行い……。
「自分の店を持つ」という壮大な夢を実現するには、このようにさまざまな準備が必要です。
手間暇だけではなく、そこには莫大な資金も必要となるでしょう。
フランチャイズチェーンに加盟する形であれば、こうした多くの工程を本部が支援してくれるのです。
全国的に名の知られたビッグチェーンであれば、新聞の折込チラシや店舗に「新規オープンのお知らせ」を掲示するだけで地域へ情報が伝わります。
店舗のコンセプトやメニューは決められたものに従い、多くの場合は外装や内装のデザインに悩む必要もありません。
何よりも、すでに一定のファンがいる、ブランディングされたフランチャイズチェーンの一員として独立を果たすことができ、オープン後の売り上げもある程度見込むことができます。
とはいえ、「せっかく自分の店を持つのに、すべてをフランチャイズ本部に決められるのはつまらない」と感じる人もいるかもしれません。
フランチャイズチェーンの場合はブランドの統一を守るためにこまかな運営上のルールが設けられていることも多く、そうした意味では加盟店オーナーの自由度や裁量が限られてしまうこともあります。
一方、まだ店舗数の少ない小規模なチェーンであれば、各加盟店のオーナーに大きな裁量が渡されるケースも。
だからこそ、実際にフランチャイズチェーンへの加盟を検討する人は、「何を重視して加盟先を選ぶのか」を明確にしておくべきでしょう。
ビッグチェーンのブランド力を活かし円滑な経営を優先するのか、経営者としての自由度や裁量を求めて新興チェーンを選ぶのか。
これは加盟先選定の醍醐味の一つと言えるのかもしれません。
現在では、多種多様な業界にフランチャイズチェーンのシステムが広がっています。
著名なレストランチェーンや、幅広い世代に人気のカレーショップ、あるいはラーメン店など……。
食事時に訪れた店舗で「フランチャイズオーナー募集」の貼り紙を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
飲食業界以外でも、フランチャイズの仕組みを活用して事業を拡大している企業はたくさんあります。
代表的なものはコンビニエンスストアでしょう。
全国に数万店舗を擁する大手コンビニチェーンでは、その多くがフランチャイズ店。
かつては夫婦や親子で開業するケースがほとんどでしたが、最近では各社が1人で独立を目指せる制度を設けるなど門戸を広げています。
そのほかにも、大手学習塾チェーンの多くはフランチャイズシステムを整え、教育分野に興味を持つ人が異業種から転身して続々と独立を果たしています。
近年では、美容・フィットネス関連やマッサージ関連、家庭のおそうじサービス、高齢者向け介護サービスなど、生活に密着した事業にもフランチャイズ化の波が。
ライフスタイルが多様化する現代では、生活関連サービスに対するニーズもまた多様化しています。
今後、「こんな業界がフランチャイズ募集を……?」と驚くような案件がさらに登場するのかもしれません。
まとめ
このようにフランチャイズのメリットを書き起こしていくと
私も「フランチャイズ」で開業したら良かったーーーと思ってしまいます。
実際フランチャイズで開業していたら今のようにブログでマーケティングやカフェのはじめかたなんて発信していないでしょうね。
何か違うビジネスの配信をしていたかもしれません。
フランチャイズのメリットは未経験から参入でき、ゼロからの独立・開業に比べて成功率が高いのがフランチャイズです。
しかし、デメリットもたくさんあります。
独自性がない、結局フランチャイズじゃん、などなど。
弊社が行っている仕事は「マーケティング=儲け続ける仕組みづくり」です。
儲け続けなければ商売は成り立ちません。
何度も書いていますが開業は誰でもできますが、経営はそう簡単なものではありません。
経営は座学で勉強して身に着けることは出来ないものです、経験という時間が必要です。
その経験とノウハウをはじめから使えるフランチャイズはとても魅力的なビジネスシステムです。
無料相談の質問でとても多いの質問内容になるのですが。
「お店を持ちたいのですが何から始めればよいでしょうか?」というものがあります。
ここで私はカフェがしたいのですか?それとも何か自分で立ち上げたいのですか?
この何かというのは「ビジネスがしたいのか」ということです。
カフェがしたいならカフェの基本知識と経営の勉強を行ってくださいとお話ししますが、カフェなのかレストランなのかそれとも・・・
相談者の中で一番多いのは何がしたいかは決まっていないが何かビジネスがやりたいという方です。
ビジネスを立ち上げる際の流れは「コンセプトワーク」そして「事業計画・資金調達」という流れになります。
「コンセプト」がないけどビジネスをやりたいという方は、フランチャイズをお勧めします。
フランチャイズには「儲ける続ける仕組みづくり」が出来上がっています。
フランチャイズのメリット・デメリットを正しく理解し、安定した経営が継続していけるのか。
また自分が目指す経営がフランチャイズのメリット、デメリットがあることによってどのように影響するのか。
しっかり見極めるために納得のいくまで情報収集をすることが大切です。
弊社はフランチャイズの開業サポートも行っています。
現在、飲食店やサービス業160店ほどのフランチャイズを紹介できます。
フランチャイズに関する質問も受けていますのでお気軽にお問い合わせください。
分かりにくい点、ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。→こちらをクリック
最後まで読んでいただきありがとうございます。