小さなカフェの経営戦略 7つの鉄則(カフェの本場・アメリカ版)

初めまして!!新大阪 カフェ&ビアテラス カリフォルニアカフェ 代表 直林浩正です。

カフェ本や専門誌、ネット、ブログ、そして気になるお店に直接行ってカフェの経営ややり方を勉強していますが、今回紹介するものは、私自身とてもワクワクしながら最後まで読み切った記事です。

ズバリ今回の内容は「アメリカ式 カフェ経営戦略」です。

「アメリカのカフェが大好きな方」や「マーケティングが好きな方」は是非読んで欲しいです。

当然私は「アメリカのカフェが大好き」、「マーケティング好き」すべて当てはまります。

店名に「カリフォルニア」まで入れていますから(笑)

日々日本国内のカフェに目を向けて勉強しているのですが、カフェの本場アメリカの経営戦略は今までの考え方とは少し異なり、アメリカ国内での「カフェ経営」は日本以上に、戦略的かつ徹底したマーケティングが求められます。

最後まで読んでいただくと「成功するカフェ経営戦略」のヒントを得ることが出来ます。

今回の主役。

イェール大学卒のエリート経営コンサルタント、ダンカン・グッダールは、ある日突然会社を辞めて、経営に苦しんでいた地元のさえないカフェを買収した。

飲食業の経験のない彼は、多くの失敗を乗り越え、そこを地域の人気店にしてみせた。

ダンカン・グッダール氏とは

大学卒業後、ダンカン・グッダールは経営コンサルタントとして8年間働いていたが、スーツにネクタイで仕事漬けの毎日がいやになり、会社を辞めた。

そしてある日、地元のカフェでふと思い立ち、オーナーに声をかけてみた。

「このカフェをぼくに売ってみる気はないですか?」

すると、「OK、いくらで買いたいか言ってみろ」と返されたので、適当な額を提示した。

「それでいい。このカフェはお前のものだ」。

彼は突然、コンサルタントからカフェオーナーに転身したわけだ。

「カフェビジネスの経験は一切なかった。でも経営の知識はあるし、やってみれば何とかなるだろうと思って手探り状態でスタートしたんだ」

カフェビジネスに挑戦して7年ほど経ったころ、大手投資会社などで働く友人たちの生活状況を聞いて、グッダールは驚いた。

離婚話もあれば、子どもたちと遊ぶ時間がないと嘆いている人もいた。

「ぼくは週に30時間しか働かず、子どもたちと過ごす時間もたくさんあるし、生活にも満足しているから、もっとみんなにこのビジネスを勧めたくなった。ただし失敗も多い世界ではあるので、これから店を始めたい人たちに、ぼくの経験から何か教えるべきことがあると思ったんだ」

そしてロケーションの探し方や厨房機器の揃え方など、店づくりのノウハウを2日間で教えるブートキャンプを開講。

「この12年間で、ぼくが経験したあらゆる失敗をシェアして、彼らが同じ失敗をしないように、アドバイスしているんだ」

教える立場として、自分の考えを整理するために、ブログも綴り始めた。

近々それを1冊の本にまとめる予定だ。いずれはオンライン・ビデオ講座も開講してみたいと言う。

まず経歴が興味深いです。

現在書店では「サラリーマンは、300万円で小さな会社を買いなさい」という本が売れていますが、今回の主役ダンカン・グッダール氏はいち早くそれを実践している人であろう。

カフェオーナーに直談判して「お店売ってください」っていうのはかなり画期的なアイデアです。

今の時代、利益が出ているカフェは10件のうち1,2件だと言われているから、1件1件カフェオーナーにアポイント取って「お店売ってもらえませんか」って聞いてみたらもしかしたら売ってくれるかもしれませんね。

売ってもらえるならば自己資金でゼロから開業するよりも少ない資金で開業できる近道です。

実際私も10年ぐらい前に100万円でパン屋を売ってもらいを開業しています。(3か月で閉店しましたが)

その時は知り合いに100万円でパン屋のやらないかと言われて始めました。

機械、道具そのままいただきました、内装工事にお金がかかっただけです。

通常パン屋の開業資金は

  • 店舗の不動産取得費用 50〜200万円
  • 内外装工事費用    200〜800万円
  • 厨房機器・業務用備品 400〜800万円
  • 運転資金       100〜200万円
  • その他雑費      20〜30万円

これらを合計するとパン屋を始めるには750万〜2000万円ほどが必要となることがわかります。

カフェの開業資金もパン屋開業とほとんど変わらない資金が必要です

開業資金が集まらなくて困っている人には今あるカフェを買い取る方法がいいですね。

インターネットで飲食店M&Aで検索して調べてみましたが譲渡希望額が〇千万円する案件が多いので個人開業する方にはハードルが高いです。(インターネットで出ている案件は法人向けです)

個人開業の方でどうしても開業資金が集まらない、しかしカフェを開業したいというならば、不動産屋さんをこまめに訪問して「カフェを辞めたいと言っているオーナー知りませんか?」と聞いて回るのも一つのアイデアです。

それでは本題を始めていきましょう。

1、小さなカフェの経営戦略論 7つの鉄則(本場アメリカ版)

1-1、逃げ道を用意しよう

カフェをはじめ、飲食店経営には「金銭的リスク」が伴います。

もし、1年以内に結果が出せなければ、逃げ道として「次の経営手段」を考える逃げ道を作ることが重要です。

飲食店に失敗のリスクは付き物だ。

1年間やってもうまくいかなければ、店を閉めて、厨房機器をすべて売り払い、いつでも退散できる手はずを整えておこう。

機器の多くは、まずは1年間のリース契約で揃えるといいだろう。

1年後にビジネスが軌道に乗ってきてから、購入しても決して遅くはないし、キャッシュフローも安定する。

飲食は失敗する人が多いため、中古品が市場に多く出回っている。

購入するときはオークションなどで格安で手に入れよう。

 

1-2、ロケーションで全て決まる

カフェ経営で難しい「物件確保」ですが、カリスマ経営コンサルタントダンカン・グッダールは、以下の様にレクチャーしています。

運良く好物件を見つけるのは至難のワザだが、いちばんのオススメは、スターバックスのとなりに店を構えることだ。

彼らはマーケットリサーチに相当の労力を費やしているから間違いない。

ローカルカフェなら、顧客の奪い合いにもならない。

わざわざ空き店舗を探す必要はない。

掃除や手入れが行き届いていない(=オーナーのやる気がない)店を見つけて買収しよう。

それが飲食店なら、なお良し。

キッチンの設置に必要な、多額の初期投資が必要なくなるからだ。

日本でも居抜き物件を手に入れ開業される方は多いのですが、カフェを買収して、自らの店舗を持つというのは、ある意味画期的なアイデアです。

 

1-3、常連客を200人見つけよう

カフェの経営は、常連客の獲得に掛かっています。

ダンカン・グッダールも、200人以上の常連客が獲得できれば、カフェの経営は成り立つと述べています。

ローカルカフェなら、200人の常連客が集まれば経営は成り立つ。

ロケーションを検討する段階から地域の特性を考慮して、ほかにない“ニッチ”なコンセプトを探ろう。

しかし、それに固執してはならない。

店をオープンしたら、顧客の声に耳を傾けて、少しずつ方向性を変えていこう。

挨拶の仕方からナプキンのデザインに至るまで、細部にわたってそのコンセプトを表現しよう。

ただし、オーナー自身の個性も反映したものでなければうまくはいかない。

SNSなどを上手に使い、カフェの告知やPR活動を行いましょう。

また、カフェコンセプトを顧客にアピールする活動も欠かせません。

接客方法なども含めて、オーナーのコンセプトを上手く反映させてください。

 

1-4、行列をデザインしよう

ダンカン・グッダールは行列でさえも上手く「デザインする」必要があると答えています。

行列に並んでいる顧客が、いかに気持ちよく待てるのかが重要になってくるのです。

カフェでいちばんの儲けをもたらす顧客は、テイクアウトを注文する人だ。

彼らのために砂糖やミルクは出口付近に設置しよう。

列はレジに向かって直角ではなく、カウンターや商品棚に沿うように並ばせて、待ち時間にメニューも眺められるようにしよう。

レジの前まで来てから悩ませるのはなるべく避けたい。

商品を手にとってレジまで持っていける商品棚が途中にあれば、なお良し。

レジ係の負担も減るし、手に取れる方が購入に結びつきやすい傾向もあるからだ。

店の経営が軌道にのってきた時点で、レジ前の行列についても(メニューのレイアウト、商品のディスプレイ等)考えるようにしましょう。

 

1-5、バリスタは「2歩圏内」

最近ではバリスタを置くカフェも増えてきました。

ダンカン・グッダールは「バリスタの配置」は二歩圏内で、スムーズにデザインすることが重要と答えています。

店員が1歩動くごとに、商品の提供は遅れる。エスプレッソマシンから2歩圏内で、ドリンクがつくれるように厨房を設計しよう。

特に人気の商品は、最速でつくれるように備品の配置なども工夫しよう。

例えば人気商品がラテやカプチーノであれば、冷蔵庫を開ければ、すぐに手が届くところに牛乳を置いておこう。

ミルクピッチャーを洗うシンクがエスプレッソマシンから遠すぎてもダメだ。

人気商品が何になるかを、あらかじめ見極めてキッチンをデザインしよう。

厨房機器、調理器具はどの場所に置くのが、スタッフやバリスタにとって「最善」なのか、じっくりアイデアを練りましょう。

また店舗内のレイアウトは、店舗設計の段階で、設計士やインテリアコーディネーターと一緒に考えるようにしてください。

設計段階である程度の形が見えていれば、施工後の失敗も無く、スタッフの働きやすい職場が作り出せます。

 

1-6、新商品は古いものと交換しよう

店舗の多くは、季節に合わせて新メニューを取り入れることでしょう。

また、店の人気商品を参考に新商品を開発したい経営者、バリスタ、パティシエも多いはずです。

もし、新商品を開発する時には、売れていない商品を取り除き店のメニューを刷新していくことが重要になります。

常に何かしらの変化をつくり出そう。

それを止めてしまったら、店の人気は下降線を辿り始める。

ただし、変化は「追加」とは違う。追加をし続けたら、そのうちピザも食べられて、オイル交換までできるカフェになってしまう。

新商品をメニューに追加するときは、比較的売れていない商品を必ず除くようにしよう。

顧客の嗜好性は、時とともに変化していく。

商品の追加と削除を繰り返していけば、その変化に沿って店のメニューもアップデートされていく。

定期的にカフェメニューをリフレッシュし、客が飽きない店舗作りを目指しましょう。

新鮮さが無くならない店舗には、常に多くの客が集まります。

また、新メニューを楽しみに集まる顧客もいるでしょう。

新メニューが完成したら、店のホームページやメルマガ、Twitter、Facebookなどで大々的に告知を行ってください。

このほか、Instagramなどで「店の新メニュー」を告知するのも拡散力が高く、不特定多数の顧客を呼び込むのに効果的です。

 

1-7、少ない商品数で多く売ろう

商品数が多すぎる店舗は、メニュー選びが難しく、顧客を困らせる結果となります。

また、余計なメニューを増やすことも材料の廃棄ロスを増やすなど、経営にダメージを与えることになります。

例えば、ブラウニーをトレイ1つ分つくるのに1時間かかるが、量を2倍にしても、1時間10分ほどで焼き上げられる。

「地域で一番の人気メニューを作り出すこと」

つまり、商品の種類を増やすことなく、一度によりたくさん売れるビジネスモデルをつくり出せば、効率よく事業を拡大できる。

その手段のひとつとしてオススメしたいのが、ケータリングビジネスだ。

カフェで販売している商品と同じものを多めにつくり、必要としてくれるところへ持っていくことで、全体の平均生産コストを下げることができる。

カフェ内のフードメニューや、販売している商品を上手く展開するには、効率良く販売するビジネスモデルが必要です。もし、フードの評価が高ければ、ケイタリングサービスなどを始めても良いでしょう。

 

出典記事:WIRED「スモールビジネス7つの鉄則:ちいさなカフェの経営戦略論をコーヒースタートアップに学ぶ」

2、強いカフェを経営を行うために実践してほしい「6つのルール」

カフェを成功させるにはどのようなことを勉強したらよいのか。

私も2014年に新大阪 カフェ&ビアテラス カリフォルニアカフェを開業してから、どのようにしたら人気が出るのか、売り上げが上がるのか、ひたすら毎日悩みました。

しかし簡単には人気も出ませんし、売り上げも上がりません、これからどうなるんだ。

もしかしたら数年で閉店するのか?

なんてことも考えました。

頭で悩んでいても、行動しなければ人気も出ないし、売り上げも上がらない。

開業初年度は出来る限り空いている時間はショップカードをポスティング、周辺の企業に対しての挨拶回り、店前でのチラシ配り、イベント会社などに電話営業、空いている時間は店はスタッフに任せてとにかく動きました。

売上はすぐには上がりませんでしたが、2年目くらいから徐々に売り上げが上がり、利益が出るようになりました。

2年経ってやっと認知度が上がってきたのでしょう。

現在2019年カフェ開業から5年目になりますが、今でも当店のことを知らない近隣の方はたくさんいます。

初年度に人気店になるなんて、今考えれば夢のような話です。

経営はコツコツ毎日努力したものだけが成功するということを実感しました。

これからカフェ開業を考えている皆様、開業するのが成功ではありません、開業はスタートラインに立っただけです。

これから何年もずーーーっと勉強しなければ成功できないということを覚えていてください。

その勉強する気持ちがなくなれば衰退の道に進み、閉店するかもしれません。

脅しではないですよ、皆さんの周りの店の経営者はひたすら勉強していると思えば自分もそれ以上に勉強し周りのお店に負けないようにしなければお客様は周りの店に取られてしまいます。

私はまだカフェ経営5年生ですが成功している飲食店経営者はどのような考え方で経営しているのか自分の考えを挙げていきます。

2-1、評判の飲食店には、共通する考え方や取り組みがある

飲食店にはたくさんの成功法があります。

経営者の考え方によって成功の形も様々ですが、それが飲食店経営の面白さであり難しさでもあります。

どうすれば成功するのか?

コンセプト?立地?経営者の考え方?

その答えは限りなくあります。

時代によっても答えは変わってきます。

答えを見つけるのは簡単ではなく、もしかしたら店を続けている間はずっと答え探しが続くのかもしれません。

だからこそ開業した店が成功したとき、自身が目指す店づくりや会社作りがカタチになった時、その達成感は大きく、とてもやりがいのあるのが飲食店経営だと思っています。

カフェ開業初年度はどこのお店も利益はスズメの涙ほどしか出ないでしょう、しかし数年後必ず利益が出始めますその時はとてもうれしく心の中でガッツポーズです。

そのガッツポーズが長く続けられるようにするためには何をすればよいのか。

それは毎日進化することです。

開業してから数年間メニューを変えていない店なんかはないでしょう、もしも変えていない店があれば要注意の店です。

毎日、毎月、毎年進化し続けるお店はお客様も飽きずにお店に来店していただけますが、メニューが変わっていないお店はお客様が離れていくでしょう。

1人で経営しているオーナーさんは「毎日の現場仕事で疲れていて新メニューの開発やメニューの変更、ポップ作りなんかしてられねーよ」という気持ちになるかもしれませんが、周りの店は毎月新メニューを開発し、進化しています。

毎日重労働だからと言ってメニュー開発をおざなりにしているとお客様はどんどん離れていきますから、自分に活を入れてお店を進化させてください。

2-2、個人店であっても、大手の経営や動向に詳しくなる

ありきたりな言い方になりますが「安易な開業」で成功するほど甘くないのが外食業界です。

そうならないためにも、これから「開業する」外食業界のことも、ある程度勉強しておくことは大切です。

例えば外食の市場規模は1997年の約29兆円をピークに、ここ数年は約25兆円前後で推移しています。

一方持ち帰り弁当や総菜等の「中食」の市場は伸びている。

現在の外食業界は人手不足や原材料の値上がりが深刻です。

大手チェーンのカフェ業態は郊外型のカフェが勢力を拡大している・・・など。

このような基礎知識や情報は知っておくとよいでしょう。

評判の店を作る経営者は、個人店であっても大手チェーンの経営手法や動向に詳しいケースが多いです。

飲食店を経営しているからには、本やテレビ、ネットで食の情報全般について常にアンテナを張っているという経営者もたくさんいます。

一見、自分の店には関係ないような知識や情報であっても、それが経営センスや商品開発のアイデアを磨くことになる。

経営強化に取り組むとき、メニューの新しいアイデアが必要な時など、いざというときの引き出しの多さになる。

そういう姿勢で常に経営の勉強をし、どん欲に新しい情報を収集している経営者になるように努力が必要です。

カフェを開業するからには、まずはコーヒーやスイーツを始めとした「カフェの知識」が重要です。

でもそれだけで満足せず、外食業界の全体の動きに目を向けることで得られるヒントもあるのではないでしょうか。

例えば、大手チェーンが展開する郊外型カフェは、シニア層のお客様を取り込んでいます。

カフェとシニア層の相性が良いこと改めて教えてくれたといえます。

ならば個人カフェのやり方でもっとシニア層を取り組むことが出来ないのか。

そのように考えることもできます。

また、都市部を中心に増えている「夜カフェ」もカフェ業界の中でとらえるのではなく、居酒屋と比較することで業界の特徴がより見えてきます。

夜の営業時間にお酒の利用だけでなく、コーヒーやスイーツのカフェ利用も取り込んでいるのが「夜カフェ」ですが、なぜそれが可能なのか。

単なる品揃えの違いだけではなく、居酒屋とは差別化された空間づくりやサービスに夜のカフェ利用も取り組むポイントがあることがわかります。

たくさんのヒントがあっても、すぐに自分の店に取り込めるわけではありません。

むしろそんなに都合の良いヒントは少ないと思いますし、下手にカタチだけをまねしないように注意することも必要です。

個人のカフェは大手のチェーンに負けない行動力があります。

すぐに何でもできます。

お店のターゲットを突然変える必要はありません、自分の店がターゲットにしているお客様向けに新しい情報の発信もすぐにできるでしょう。

今は便利な時代です。

新商品を開発したらすぐにSNSで発信できます。

「インスタ映え」するメニューがあるかどうかで行くお店を決める、そんな店選びが当たり前になり一定のお店にお客様が集中しやすい状況が生まれているのです。

お客様は店選びがとてもうまく「価値のある店」「価値を感じない店」の差がよりはっきりと集客の明暗を分けるようになりました。

店の外観、メニュー作りで、大体どんな店なのか想像し「お店の当たりはずれ」選別します。

常にお客様に「価値のある店」と思っていただけるお店作りを目指しましょう。

2-3、「夢とそろばん」このことばを大切に開業を。

自分の理想とする店づくりや会社作りを目指す「夢」。

しっかりと利益を出すために経営数値を管理する「そろばん」。

その両方が大切だということです。

「コーヒーが好きだから」「スイーツを作るのが好きだから」「カフェの空間が好きだから」。

そういう「好き」を理由に、カフェを開業する人は多いのではないでしょうか。

「自分の好きなことを仕事にしたい」という思い、カフェを開業する人はそういう思いが特に強いように感じます。(私もその一人です)

だからこそカフェの店づくりには、オーナーの個性が表れやすいのでしょう。

しかし、現実は「好き」だけで成功できるわけではありません。

「そんなこと言われなくても・・・」と頭でわかっていても、「好き」という思いが強ければ強いほど「好き」だけが先走ってしまいます。

カフェの経営を仕事にするという「夢」をかなえるには、「そろばん」も必要だということを忘れないようにしてください。

2-3、「お金」に関することをいい加減に進めない

店舗の家賃はいくらかかるのか。

店舗の設計、施工、備品費はどれくらいかかるのか。

アルバイトスタッフは何人必要で、その経費はどれくらいかかるのか。

そもそも開業資金を確保できているのか・・・。

開業する際に考えなければいけない「お金」のことは山ほどあります。

「安易な開業」にならないために何よりも重要なのは、その「お金」に関することをいい加減に進めないことです。

開業後も経営数値に関する実務が「強いお店」を作るための土台になります。

飲食店経営者は料理の腕は良いが数字の管理はいい加減で開業当初は利益が出ずに苦労したけど、とにかく寝ずに乗り切ったという苦労人(強者)もいます。

しかし、最初から利益が出たほうが良いに決まってますし、開業時のつまづきを乗り切れずに早々と閉店してしまうお店も少なくないのです。

「夢とそろばん」

このバランスの良さを開業時も開業した後も大切にしてほしいです。

2-5、頼れるパートナーの存在も店の成功を後押し

自分自身のことですが、好きなこと得意なことには積極的でも、好きでもないことを勉強したり、苦手なことを克服するのはとても億劫です。

必要だとわかっていても、なかなか行動に移せなかったり、長続きしなかったりします。

成功している経営者は自分の好き嫌いや得意不得意を言い訳にせず常に努力している、そこが自分のような凡人とは違う、といつも思います。

飲食店経営は経営者一人でなしえているとは限りません。(中には一人で成功者もいますが)

例えば、夫婦で経営しているいわゆるパパママ店と呼ばれる飲食店では、こんなケースがあります。

職人であるご主人は料理の腕はいいが、数字に弱い。

でもそれを、数字に強い奥様がカバーしている。

ご主人は奥様に頭は上がらないかもしれないが、このように夫婦でバランスを保ち、それが長く店を続ける秘訣になっているお店は結構多いと思います。

ある程度会社として大きくなった飲食店でも、アイデアマンの社長を実務家の右腕が支えているという場合があります。

頼れるパートナーの存在によってバランスの良さが保たれていることも少なくないです。

小さなお店で開業する方は一人でスタートするかもしれませんが、外部に頼れるパートナーを得る方法もあります。

例えば数字が苦手なら税理士の助けを借りることもできます。

もちろん顧問費用がかかりますし、自分で管理したほうが経営力は身につくと思いますが、数字のことはある程度税理士に任せ、その分料理やサービスにチカラを入れるというバランスの取り方もあると思います。

そして税理士に限らず、外部に頼れるパートナーを得ることはこれからカフェを開業する皆様が考えている以上に大事なことかもしれません。

例えば、外食の情報をいろいろ教えてくれる機器メーカーや仕入れ先の担当者、良きアドバイスをくれる先輩経営者、本音で店の良き悪しを言ってくれる知人など。

そうした存在も店を成功させるうえで欠かせない存在です。

自分の得意なこと、苦手なことをバランスよく任せられるパートナーをがいれば気持ちに余裕がある経営が出来るでしょう。

2-6、自由度が高いからこそ、店の強みが何かを意識する

カフェはメニューの「自由度が高い」ということです。

カフェはお酒を提供するお店があれば、提供しないお店もあります。

フードについてもスイーツや軽食しか用意していないお店もあれば、料理にチカラを入れているお店もあります。

経営者がお店の名前に「カフェ」と付ければ、どのメニューのお店も「カフェ」です。

それだけメニューの自由度が高いのが「カフェ」です。

メニューの自由度が高いのは、型にはまる必要のないカフェの強みであると同時に要注意点でもあるといえます。

メニューの自由度が高いために「とりあえず料理も置いておこう、お酒も少し用意しておこう」といった感じで漠然としたメニューの品揃えをしてしまい、結局何を店の強みにしているのかがわかりづらくなっているカフェも多いからです。

「料理を置く」のであれば「とりあえず」ではなく、料理もしっかりとお店の強みにするべきでしょう。

お店の強みにできるかどうかは料理の品数で決まるわけではありません。

絶品と評判のオムライスなどの少数精鋭の料理をお店の強みにしているカフェもあります。

カフェはメニューの自由度が高いからこそコンセプトやお店のある商圏の客層に合わせてメニュー作りを行いましょう。

まとめ

カフェを成功させるためのマーケティングはたくさんあります。

しかし、マーケティングには正解はありません、経営者それぞれ経営についての考え方が違います。

ではマーケティングとは何?

見えない正解を追い求めて常に考え続け、アイデアを出し続けることです。

もちろん不正解の場合もあります、よりもっと正解に近づくこともあります。

マーケティングの面白さは、考えたアイデアが世の中に受け入れられて喜んでもらった時です。

今回紹介させていただきましたダンカン・グッダール氏「アメリカ式 カフェ経営戦略」はとても興味深いものであり勉強になります。

今までたくさんのカフェの経営戦略を読んできましたが「カフェを買い取ればよい」という画期的なアイデアは初めて読ませていただき、このような考え方があるんだなと感心しました。

また「スターバックスの隣に店を構える」など「コバンサメ商法」は納得ですね。
(「コバンザメ商法」とは「集客力がある店舗や事業所、観光施設などの近くで商売を行う商法のこと。大型の生物に吸着して移動して身を守りながらおこぼれを狙うコバンザメにちなんでこのように呼ばれている。」(はてなキーワードより抜粋))

カフェの成功戦略はとてもたくさんあります、今後カフェ経営を考えている方は日々勉強して吸収してください。

経営戦略は知っているのと知らないとでは大きな差が生まれます。

私も日々いろいろな経営戦略を勉強していますので気になる記事などがありましたら、また紹介させていただきます。


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